2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

和辻哲郎『古寺巡礼』より

・・・恐らくこの画家は人体の美しさのうちに永遠なるいのちの微妙な踊躍を感じていたのであろう。そうしてその感じが肉体の霊光としてここに表現せられているのであろう。・・・・・・芸術が人を一時的解脱に導くことはかつて力強く説かれたが、この画のご…